どうでもいい話:東京に来て七年

気がつけば、東京に来て七年かと思った。


今日、打ち合わせに来た人はイギリスで育った日本人で、日本の会社の人間関係に辟易したので早くイギリスに戻りたいとこぼしていた。



なんだろうね、彼の言葉にすごく共感を覚えたよ。



大阪に生まれたけど、田舎に私のような変人はなんだか居心地悪く、東京まで出てきてしまった。



東京でもなんだか違和感を感じていて、かといってイギリス文化も日本人以上に階級だし何気にアジア人は差別されてるし、欧米の良いところとアジアの良いところが混じった程よいカルチャーミックスされた国への引越しを考えています。



私はシンガポールが気に入ってるんだよね。



国としての歴史が浅くて、宗教も訳判らず混じっていて、一番強い思想が拝金主義というシンプルな国だ。



明るく楽しい独裁国家。政治の世界では、「明るい北朝鮮」とのニックネームを取るくらい、刑罰は厳しいのにラテン系のノリで楽しい国だ。


でも、考えるのは、自分の居心地のよさってどこから来るのかなということ。


それって、最終的には精神世界に入るから、物理的な場所が何かをもたらしてくれるわけではないんだろうね。


最近、よく思うのは、仕事での人間関係を良くするにはどうしたらいいのかなということ。私は機関車のように走り続けるところがあるので、それで周囲が振り回されて疲れちゃうのでペースを考えるようになったよ。



あとは、「ありがとう」を言い忘れないように気をつけてる。でも、しょっちゅう忘れる。


昨日、お取引先の新人さんに電話口で「忙しいなか、ありがとう」と言ったら、電話口で彼女が戸惑っているように感じたよ。日本人が「ありがとう」を言わなくなったから、彼女は違和感を感じたのかな。


感謝の気持ちって忘れちゃいけないと思いつつ、調子が良い時は忘れちゃうし、調子に乗って落ちると、また人の優しさに感激して感謝の気持ちを口にする。


相場も同じだね。調子に乗ったら、すぐに損しちゃうんだよな。



トモラニさんには、自分が勝ったらマーケットの後ろに負けた人がいる。だから、マーケットには常に感謝するようにねと言われてます。

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