アマゾンでいま一番売れてる本、マイケル・サンデルの「今から正義の話をしよう」です。
アメリカを襲ったハリケーン、チャーリーのあとに現地に訪れた法外な便乗値上げが業者の登場がこの物語の始まりです。
SPA!で、私は父さんの博打と酒と女好きのロクデナシブルースを唄いましたが、父親を自慢できる数少ない物語もあります。
阪神大震災のときに、父は商売を捨てて、レストランの材料を全てお弁当にして、買えるだけポリタンク買って水を詰めて現場に無料で炊き出しに出かけたのだ。
ついでに、百貨店の部長に会社から被災者に寄付をしなさいと詰め寄って、百貨店側も数百万円の寄付金を出したんだよね。
うちの父さん、ただのその辺のロクデナシではなく、困っている人を助けることもできる人です。
人間は一面では無いので、愛していいのかそうでないのか、揺れ動いて時は過ぎていくね。
でも、凸凹した父さんだから、誰にしゃべっても面白がられるんだよね。
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