昔、勤めていた会社で経理をしていた私は数字があわなくておかしいなぁと思っていたんだけど、
突き詰めていくと、上司が横領していたことが分かった。
私は証拠を持って社長に詰め寄ったけど、社長が一番信じていた人間だったということで、社長は泣いて崩れ落ち、彼を切る決断まではいたらなかった。
そうなると、私と上司の間での確執となり、最後には上司はトンズラしていなくなってしまった。
そして、私は社長にもう一度詰め寄ったの。その上司の横領に関わった人間を全員切って欲しいと。
何人もの人が不正を働いている証拠なんかを整理しているうちに、なんだか疲れて会社を辞めてしまったんだよね。
あれから何年かが過ぎて、その会社で横領があったという話を聞いて、私は「○○さんじゃないですか?」って聞いたら、相手は驚いた顔をしていた。今回の事件は、もう少し法的に込み入っていたみたい。
そして、
「その人はそこまで頭回らないから、首謀者は別でその人はコマ代わりに使われてるだけだと思う」
って答えた。
数日が過ぎて、首謀者はとある弁護士だったということまで分かったよ。
人間関係のご縁って大事にしたいけど、切らなきゃいけないときはアルよね。
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