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2011年2月23日水曜日

母からの教え:彼女はキレキャラ

私の地元の親友はかなり怒りんぼうだ。








そして、常にその怒りを私にぶつけます。








私は、いつも彼女に、「どうして怒っているのか?」と聞くと、もっと怒ります。








なんだかよく分からないので、一時間くらいあやまり続けると、どうやら私が何かをしたらしいのです。か、私が何もしなかったか。で怒っているらしいのです。








なんだかよく分からないけれど、








「本当にごめんなさい!」








と謝ると、








「なんで、私が怒っているか分かっているの?」






と白い目で私を見ます。








ここからが勝負です。
どうやら、私が親友を怒らせた。何をしたのか分からないし、何かをしなかったのかもしれない。ひたすら謝ると、なにゆえ彼女が怒っているのか分からないままに平謝りしてゴマをすり続ける私に余計に腹がたってくるらしいですが、かといって怒りを解かなければ二人っきりで何十時間も口を聞いてくれなくなります。(二人っきりで最長72時間ほとんど口を聞いてもらえなかったことがある)








で、過去の傾向からすると99%くらいの確率で自分が悪いので、かなり冷や汗が出るのだけれど、なんで怒っているのか分からないのが恐ろしいです。








親友の難しいところは、怒りの理由を理解せずして謝られるという矛盾が許せない真面目な人であり、怒りの理由が分からない私のバカさ加減にストレスを感じ、謝らなければ、それもまた、なんだか腹が立つという、非常に難しい性質を兼ね備えた人なのである。








それでも、やっぱり謝り続けるしかないというのが現実なので、しつこく謝り続けて、親友が怒る気を失くして、ようやく理由を教えてくれてから、「それでも、なんで怒られたんだろう?」と思ったことが顔に出て余計に彼女は腹を立てるのです。








困ったなあと思いながら、三十余年が過ぎて。








ある日、母が、「どうして世の中の人って、みんな怒りんぼうなのかしらって、ずっと思っていたけれど、もしかしたらママが怒らせていたのかしら?」と50歳で言ったときに、








なるほど、親子ってそういうことかと思いました。




相手がキレキャラでなく、自分がキレさせたという自覚の欠如です。




ちなみに、地元の親友はそれでも親友なんだよなー。
アイノチカラ

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