20歳のころから、投資家になりたいとか、作家になりたいとか、起業したいとかというまったく別の方向性の夢を心に描きつつ、
なんとなく、全てが叶ってきている30代に突入しました。
25歳のときは、人間関係に傷ついて、会社勤めに嫌気が差して、自分みたいなダメ人間は投資だけで食べていければ、もうおびえることはないのかなと思っていたんだよね。
だけど。
そういう私のような逃避行動としての投資行動に至る人がけっこう多いと気がついて、本当に世の中って苦しいんだなと思うよ。
でもね、投資とかトレードってスーパーできる人って、ほんの一握りだ。
まずはそこを目指す人も多くて、途中でとんでもなく挫折して、会社で敗れて、投資という夢で破れて、マーケットから去っていく人を何人も見てきたけれど。
私は、最近は考えが変わって。
投資やトレードって、スーパートレーダーが100点満点の結果なら、私は60~79点くらいでいいのかなと思う。
100点を一つ分野だけで目指すのか、平均点ちょっと上を三つ四つの分野で持つのかにすれば、どっちもそこそこリッチになれるし、難易度の低さで言えば後者だ。
最初から難しい100点満点の自分を目指さずに、平均点でまあまあ儲かるジャンルを数個持っていたら、もっと楽だし、投資家として合理的な行動が取れる人ならそうしていると思う。
「ここで、100点満点の結果を出さなければ!!」
って思い込みで、そこそこの結果しか出なかった自分は何年も苦しんだけれど、思い込みを手放すことで楽になりました。
憧れて憧れて、金融業界の表に出ない多くのスーパートレーダーたちに、色んな国へ会いに行ったし、あそこには到達できないな~という挫折感とかあったけれど、なんでトップスターと平凡な自分を比べてしまって思い込み挫折しちゃったんだろうといまさらながらに思う。それだけ人生を賭けてたんだけれど、人生を賭けることに意義を感じて、シンプルにお金儲けの手段として割りきりが足りなかったと反省してます。
トレーディングは単なるお金儲けのツールだし、そこで自己実現を果たそうとするなんてナンセンスだね。
20歳のころから、何かをはじめるなら一番にならなければ意味がないと思っていたふしがあって、一番になれない自分はダメだと思って職を転々として、結果的に色んな分野で平均点の自分ができたのは、逆に良いことだったのかなと思う今日この頃。
今週はどうなるかな~
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