久しぶりに森瑤子を読んだ。
実に27年ぶり。
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10歳の私と35歳の母に多大なる影響を与えた女。
森瑤子。
オシャレな恋愛感性が素敵!!
と思っていたはずなんだが。
27年ぶりに読むと、彼女の女っぽさがやたら感じられるようになった。
たぶん、自分が相応の歳になったので、リアルに感じるようになったということだろうか。
この人の恋愛で沸き起こる感情は、私の百倍複雑なんだなと、ちょっとビビッて本を閉じた。
恋愛が、ここまで生々しくあっては疲れるなぁと。
その一方で似ている部分は、途方もなく誘惑に弱い一面。
美味しい物、買い物、美しい物、楽しいことからの誘惑に弱い。
勿論、愛の誘惑にも弱い。
最近は、愛の誘惑よりも面倒への恐怖が優っているだけなのだが。
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