三十路ビューティー道:出会いと別れのルイーダの酒場

人生って長いなぁ。
今月で３７歳、人生半分くらい終わっちゃったんだけど、長いなぁって思う。
ホントにやりたかったこと、やってなかったということに気が付いて、小説一本書き上げたんだ。OLになりたいとか、起業してみたりとか、ツマンナイ夢もやってみたけど。
なんか、小説書く、ということを長らく思ってたのにすっご～く遠回りした。
思えば人生、色んな人に出会って、色んな人と別れていったね。
恋愛とか狭義の出会いではなく、人間関係という意味を含めて。
出会って別れてを繰り返すと、なんかすっご～く虚しくて哀しくなることがあるけど、それが一期一会みたいな言葉の語源になってるんだからナルホドな。
諸行無常というか。全ては変わって行くのが正しいということで。
全ては去っていく。何もかも通り過ぎていく。手にしたもの全ては神様が貸してくれたもの。心に残るものだけが自分のもので。
そ。それはいいとして。
人生半分終了ってすごくない？
人生半分終了して、やりたかったこと、始めてすらいなかったって、怖くない？
何が怖いかっていうと、自分みたいに行動派でやろーと思ったらいてもたってもいられない、この私が、物語書きたいな～って漠然と思ってたら、人生半分おわってたんだよ！
そう思ったらね。蒼ざめたわあ。
好きなこと散々やってる頭パッパラパー子な私でこれなら、真面目な人はやりたくてやってなかったことを死ぬ間際に慌ててやり始めて手を付けられた瞬間死んじゃうかもよ？って。
まあ、死んじゃっても、来世で続きやればいいんだけど。だったら、サッサとやった方が良いよね。
出会いと別れのルイーダの酒場。
人生最後の瞬間は、自分、今世培った自分自身にサヨナラを言う。
自分にサヨナラする時に後悔しない為に、そろそろ準備を始めてもいいかもしれない。