武光誠さんの、
地図で読む古事記、日本書紀
を読んでます。
高校生のときに古事記を読んだっきり、日本書紀も読んだ気はするけれど、日本の歴史は私のなかでは定かでないです。(笑)
先日、外国人に、
「日本人は神様が納める国だとか言った首相がいるらしいけれど、日本人は自分たちが神様の末裔だと称するために日本書紀というストーリーを書いてブランディングに成功した稀有な民族だね」
と、いい感じに皮肉られました。
と、言うことでオサライしてます。
ちょうど遣随使のくだりを読んでましたが、当時の中国が高句麗と不仲で困っているときに中国に送られた一文が出てきて、中学で習った気がするけれど、改めて感激。
「日出ずる処の天子、日没する処の天子に書をいたす、つつがなきや」
の名文です。
この一文で、「日本はオタクの配下じゃないよ。分かってね」とやったわけです。送るタイミングも重要で、明らかに中国が強いときには送られなかった文章です。
漢の那の倭の国王(漢字違うかな?
なんて、日本は中国のなかの一国です的な印鑑もらって喜んでるときには、出せない外交文書です。
こういうカッコいい外交を生きてるうちに見てみたいな。
なんて、思った今日この頃。
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