英文契約書の日本語参照文を作ってます。
邦訳のポイントは、「原文が正しくて、日本語は参考程度だよ」と最初に言い訳することです。
「間違ってるだろ!」
と、怒られたら、
「だから、参考だって!」
と、言い返す。ことができたらいいけどな・・・という希望的観測を持って盛り込む一文である。
で、ここで出てくるのが
consideration
です。
熟慮?考慮?なんでこんな契約に、この単語が?というものが登場します。
契約書上での意味は「約因」。契約書には契約に至るまでの、なんらかのインセンティブがあるよね?インセンティブがないと契約はなりたたないから、契約に至る原因としてそれを盛り込んでますよということです。ということで、英文契約書中のconsiderationは日本語で「約因」。
最初は、約因という意味を日本語で調べたというパラドックス状態に陥ってました。
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