三十路ビューティー道:大和撫子は大和撫子の苦労

中国に行くと女性の気の強さに驚きます。女性社員が社長にも口答えする気の強さ、結婚したら財布の紐を握って何に投資するか最終決定は嫁さんらしいです。

中国に産まれたほうがオンナは楽なのか？

と一瞬錯覚しますが、中国でクラブに連れて行かれると控え室に何百人もの女性が待機して、項垂れているのが見えて、ハッとしました。

農村戸籍の人は村から出ることもできず、畑仕事で儲からないなら時給二百円程度のスマホ工場で働けたらラッキーか、さもなければ都会のクラブに親に売られます。日本でも就職難とか言ってますが、恐らく中国の比ではないでしょう。スマホ工場は毒性の強い金属を取り扱う為に命を落とす人もいるそうです。

日本のクラブみたいに待機してるだけで時給が貰えるわけではなく、席について初めて時給が発生。美人なんていくらでもいる、オンナも一つの店に数百人で、競争が激しいどころの騒ぎじゃない。

腰掛け高級バイトだと割り切って楽しんでるのは、都市戸籍の女子大生くらいです。

これを見てしまうと、日本なんてどんな田舎に産まれても誰でも東京まで出て来れるし、勉強しようと思えば誰でもできるし、仕事もまだある方で、ちょっと仕事が無いくらいで絶望する状況からは程遠いと我に返りました。

日本でも苦労はありますが、まだ報われるほうだと思った今日この頃。