柿の葉寿司くらい、駅で売ってるでしょ!?とおもいがちですが、本物は吉野にありです。
今日、ふらっと歩くと薫り高い酢飯の香り、顔を上げると天皇陛下献上の柿の葉寿司という看板が!
2011年11月8日火曜日
三十路ビューティー道:ファイナンシャル・フリーダムについて
素敵な朝日が見えるよ!
昔、ファイナンシャル・フリーダム、経済的な自由という言葉に憧れて、突っ走ってしまったけど、ファイナンシャル・フリーダムを求めている時ってお金の為だけに退屈な仕事して、うざったい人間関係に悩まされているうちに、何だか自分がお金の奴隷みたいに感じちゃったんだよね。
楽しい仲間と、楽しい仕事をすれば、ファイナンシャル・フリーダムとか思わなくなるよ。だって、お金がどうこう以前に楽しいから。
二十歳の頃、父親の倒産でお金がなかった。
お金が無いから、惨めな思いもしたし、働いても働いても未来が見えない気がした。
一番困っているときに、親戚が母親にちょっと見下した調子で、「金がないんやったら、貸したろか?」と言ったときに、「舐めんな!お前の金なんかいるか?!」と言って断わった。
あの時は、断わった母親が理解できなかった。たぶん、自分なら「ありがとうございます」って言ってひれ伏しちゃうかも。
でも、十年経てば理解できるね、あの時のお金を断わったからこそ、お金の奴隷にならずに済んだし、母親は自分の会社を経営して、皆から愛されて尊敬される人になった。
自分はお金の為に自由じゃないと思っていたけど、あの時の自分になかったのは、自由の為に戦う強さだったんだろうね。
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三十路ビューティー道:熱海のスパ
今夜は小田原で仕事で、疲れたので熱海のスパに泊まりました。最近は温泉でも、食事はフレンチにアメニティはロクシタンなんだね。
さっき、ブログネタで男性が別れを決意する瞬間の一つに、勝手にメールを見るというのが挙げられてましたが、メールを見るというよりか、サーバーにハッキングされる事件もありました。終わった愛を情でメンテナンスした自分も悪いよね。
正直、他人のメールに興味無いけれど、一人の人のメールを読んでしまったことがあります。不安で仕方がなかったから。。。
私だったら、うっとおしい!って言って別れるだろうに、その人は、私が傷ついた原因になった盗み見たメールを一つ一つ読み返して、全部弁解してくれました。
たぶん、それすらウソでしょうが、そこまでできたら立派だと思います。私も短気を起こすのをやめて、もっと一生懸命弁解したら良かったかな。
愛に証明書はないのだから。
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ブログ:通訳の仕事
今日はリサーチの結果を外国人にプレゼンテーションする日でした。
できたら、カッコ悪い英語を人前で話したくないので、アレンジャーに通訳してもらいました。
あー、英語使わないと楽チンだし恥を掻かなくて済んだなぁと思ったら、すごく嬉しくてニコニコしてしまいました。
アシスタントちゃんには、私が実際どれだけ英語を恐がっているかを理解してもらえたみたいだ。。。
やっぱりリアル通訳いいなぁ!
2011年11月7日月曜日
三十路ビューティー道:次の女子会
大量の翻訳資料を抱えて、ホウホウノテイで仕上げました。
※ホウホウノテイ 這々の体は這いつくばるという意味
で、こうやって突然の大量の翻訳資料の時の為に、アシスタントに翻訳を教え始めたのですが、
それよりも女子会で、簡単翻訳教室を開いて、もっと将来に備えようかなと。
内容はTOEIC600点くらいでできる業務翻訳にしようと思います。
よく、英語の教室で新聞の翻訳させられますが、実務レベルであんなややこしい翻訳ないので、プロを目指すほど勉強したいとは思わないけど、一芸身を救うくらいになればいいかなと思う人向けに開こうかなと。
実務上のちょっとした翻訳って、チョコチョコあるのに、意外と周りに英日で翻訳文章を書ける人がいないんだよね。
因みに私もプロでないので、辞書引き引きながらの訳ですから、そのレベルだと思って気楽にやってみようかなと思ってるけどやってみたい人いるかな?
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ブログ:愛の証明書
愛に証明を求める人は少なからずいる。
それは、男の人の悪いクセだと思っていたけど、世間を見渡すと女の子もけっこう求めるんだね。
ということを、最近、色んな女子の恋バナを聞いて思いました。
残念ながら、愛を証明する簡単で分かりやすく、効果的な方法はない。それどころか、愛に証明を求める行為が愛の関係をズタズタにしてしまうことのほうが多いでしょう。
深田は外面のオンナっぽさとは裏腹に、恋愛面ではかなりオトコっぽく、「僕のこと、どれくらい好き?」とか、「なんで、メールくれないの?」って言われると、いったい何て答えるのがいいのだろうと、真剣にクビを傾げてしまうのです。
相手のことがどれくらい好きかとか、実はよくわからないよね。メールしなかった理由は、メールをする余裕がないとかだろうし。
普通に付き合ってる人のことを忘れて3日くらいは読書に夢中になれるし、面白い仕事とか、友達と遊びに出かけると、まったく時間の感覚が無くなるんだよね。それで後から、どうして連絡しなかったのかと責められると、どうして道端のゴミ食べたら飼い主に怒られたんだろうとクビを傾げる頭が悪いイヌみたいな気持ちになるんだよね。
でも、女の子の話を聞いていると、愛情の独り占めをしたいんだね。好きな人の愛情だけじゃなくて、興味の全てが自分でないと不安なんだね。でも、現実には、世の中には面白いことがいっぱいあるから、何か一つに集中するのはムリだと思う。
そういう現実に対抗するには、相手が必要だけど自分ではできないことをカバーしてあげるという現実的な戦略が効果的だ。恋愛は長続きしない私でも、掃除やら洗濯やら身の回りの世話をしてくれるタイプは長続きしたことはあります。そうすると、「あー、困ったなー」と思った時に相手の顔が思い浮かびます。
え、そんなのって、都合のいい関係になってしまうって、言われるけど、お互いの都合が良い以上にいい関係って、現実的にはあんまりない。もちろん、相手にサービスを提供したら、相手もある程度してくれないとバランスが悪い。でも、何をして欲しいのかハッキリ言わないと、オトコ脳には理解できないんだよね。
ただ、ここからが恋愛の残酷な一面だけど、相手が必要としているものを自分が提供できるキャパシティが無い時があるし、相手に自分が求めている要素が無い時もある。
そういう時は、相手に求めるのをやめて付き合い続けるか、求めるものを諦められならキャパシティの高い人を探し続けるかという現実的な判断になります。
結論はなにかというと、前者は結婚してから後悔するだろうし、後者は結婚しなかったことを後悔するケースに陥りがちだということです。
え、深田は何が言いたかったんだって?
何事も簡単な答えはないので、結果オーライ楽しみましょう。
です。
おやすみなさい。
2011年11月6日日曜日
三十路ビューティー道:上海で不動産価格二割から四割下落
中国のニュースを見ていたら、上海で不動産価格が二割から四割落ちたというニュースを見てしまって、日本にもそのニュースが出ているか探したらサーチナとウォールストリートジャーナルに似た記事が出てました。
不動産市場がクラッシュしたら、お家を買いたいかなと思って見守っています。
しかし、日本の住宅もヤバイね。2005年から比べると、分譲住宅の販売戸数は半分になってるし、野村リサーチによると都内の住宅REITの空室率は10%くらいまで上昇しているし、足元の急上昇が特にすごい。
自分の住んでるマンションもけっこう空いてるもんなぁ。
でも、下がり続ける賃料を見ると、まだ買う気になれないかなぁ。
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三十路ビューティー道:オンナの仕事
知り合いの社長が新規事業を立ち上げるに際して、自らヘッドハンティングしてまわってます。
その際には、高学歴で絶対に媚びない帰国子女に部長の名刺をもたせて一緒に連れて行くそうな。
半分以上の人は、
「オンナにらオンナの仕事をさせるだけにして、重要なことやらせるな」
ということを言ってくるらしいです。
その社長は、女性と仕事したくないという人とは仕事をしない主義なので、そう言われると内定を出さないことにしているんだって。
女性と仕事したくないということは、なんか女性の勘に探られたくない腹があるからだとか。
彼の経験によると、そういう人に限って、弱い者イジメ、社内不正をして、ロクなことにならない人が多いんだって。
昔、 アメリカ最大手のプロセッサーメーカーが日本の家電メーカーを訪問した時、日本の男性社員は椅子に座って、女性社員は床に膝をついてメモを取らせている姿にアメリカ人は驚き、そのアメリカ人の女性部長が来た時には彼女の椅子がなかったのが大事件となったそうな。
女性への侮辱だとアメリカの部長は怒り出し、机をひっくり返して、椅子を窓の外に投げ捨て、慌てた日本側の役員が、「まぁまぁ、落ち着いて。椅子をご用意致しました」と椅子を差し出したら、そのアメリカ人部長が「あんたの将来のためにレッスンをあげるわ!」と言って、平手打ち往復四回して、勧められた椅子に座ったらしいです。
その知人社長は、その女性を見て、こういう強い人に会社を守って欲しいと思ったそうな。
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マネーのうさぎ:外国人との仕事
変人人生をまっしぐらに歩んでいると、ロクに英語もできないのに外国人ばっかりから仕事を頼まれるようになったよ。たぶん、私のいい加減さと外人のいい加減さ、基本的に前に進めば怪我しても良いやくらいの乱暴な物事の進め方がスタートアップ企業の感性とあうみたいです。
アジア、ヨーロッパ、アメリカと色んな外国人と仕事をしていると、文化的な違いから来る嫌な面と良い面があって、その嫌な面と日本の仕事の嫌な面を比較してみて、どっちがどうだから何人は嫌という単純な判断はできないなと思う今日この頃。
契約書を結ばないと外国との仕事は難しいのはそうなんだけれど、基本的にアジア圏では契約書は冗談でしかないし、日本では参考文献程度でしかないし、アメリカではその気になったら契約書を基に不払いの理由を弁護士つけて反故にする程度のものでしかない。
ようは、どこの国と仕事するのも、お互いに相手がイイヤツだな~、信用できるな~と思える同士でじゃないと仕事って難しいし、日本人同士でも信じられない相手とは仕事はしないほうがいいよね。
報酬は提示された額じゃない、といえばカッコいいけれど、回収リスクを考えないといけない。
提示された額に回収可能性をかけて、とりっぱぐれのリスクを考えます。回収可能性は、相手が大手とか零細企業とかではなくて、信頼できるな~というフィーリングが大事かな。
最近はアシスタントちゃんに英語で資料を作る練習をしてもらっています。
さっき、「どうして、英語を教えてくれるんですか?」と聞かれたときに、「来年は、楽したいから」と応えたら、「それ、隠したほうが良い本音ですよね?」と言われました(笑)
2011年11月5日土曜日
物語『老子』:空っぽなくらいでちょうどいい
しつこく老子を読んでます。
かなり、お気に入り♪
ここからまた引用、
===
天地の間、それはまるでふいごのようだ。虚ろでも屈せず、動くと(力が)より出てくる。言葉が多ければ、たびたび窮する。空っぽな状態を守る如かず。
===です。
色んな解釈があるけれど、最後の二行が好きです。
↓私なりの解釈。
ふいごは空っぽだから空気という力が出てくるね。言葉や知識で自分がいっぱいになっていたら、自分には新しいことは学べない。中身が空っぽな状態をキープしておくのがいいね。
===
自分が賢いと思っているときは新しいことは学べない。
大企業に勤めていると、どれだけの人が自分が頭が良いと思い込んでいるか、その思い込みでどれだけ彼らが新しいことを取り込めないのかって見てしまいました。
でも、そのうち自分も毒されて、物事の全てが分かった気になって好奇心を失い、灰色の世界を見てしまいました。
いまは、自分が築き上げたと思い込んでいたものが全て崩れ去って、逆に美しい日々を過ごしていると思います。川の水面があるときは細波、ある時は凪いでいるだけで美しいと思うし、どうしてだろうと思う。水鳥が柱に留まって、魚を採る方法を見るのも面白い。
ガリガリと勉強をそんなにしないほうが、思い上がることもなく、目で見たもの、耳で聞いたことを、好奇心のままに素直に楽しめるね。
老子の解釈、訳に挑戦して、ノートが既にいっぱいになってきました。別に翻訳して出版する当てもなく、これを訳したからといって何かの資格が取れるわけでも、お金になるわけでもない。
10年前にトレードを勉強し始めたときの喜びに似ているな、儲かるかどうかなんて分からないし、とにかく面白くて夢中だった。夢中で勉強しているうちに、いつしか本になった。
証券会社にいるときも、そうだね。夢中で勉強した。難しいし、理解できないことが多かったけれど、面白くて夢中だった。楽しくなかったことなんて、殆ど無い。
頭空っぽ、好奇心で胸がいっぱいのとき、これほど人生が輝くときってないんじゃないの?
物語『老子』:老子、善悪の判断
また、老子のお気に入りの言葉です。
天下皆知美之為美、其悪已
天下皆知善之為善、其不善已
皆が美しいと言う為の美は、悪でしかない。
皆がそれが善だと言うための善は、不善にしかならない。
たしかに、今の世の中の善悪の判断は、何が正しいのかという判断を誰かが言い出したところから始まってる気もする。
義務教育の学校に行くこと、それは当然の正しいことだと思われているけれど、その為に苦しんでいる人もいる。
簡単に何が良いとか、言うのは簡単だけど、そこから漏れてしまった人は何か悪いことをしたわけでは無いよね。
会社で働くのが正しいと思う親は、その思いの為に不況で職を得られないと子供を苦しめしまうだろうし、親自身も苦しむだろう。
三十歳あたりで結婚するのが良いと判断される世の中なら、その思い込みで劣等感を感じる人もいるだろう。
何が良いとか、簡単には言えないんだな。逆の立場で苦しんだ経験のある人はたくさんいるだろうね。
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2011年11月4日金曜日
ブログ:紙、鐘、日本、英国
家の中に吊るされる小さな鐘。
逆光に浮かび上がる影から、その存在が聴こえる。
チャールズ・レニー・マッキントッシュがデザインしたグラスゴーの芸術学校にも小さな鐘が吊られていた。
そのことが、フラッシュバックして、日本のデザインを愛したマッキントッシュのように、いつかは日本の美しさを自分のデザインにも取り込みたいと思う今日この頃。
今朝の夢は、ちょうど良いスケッチブックを探す夢でした。スケッチブックかと思って開けど、開けど、アルバムだったり、切り絵セットだったりした。
先日、アメリカ人の友達に素敵なスケッチブックをお土産に欲しいとねだったら、Amazonの台頭でほとんどのステーショナリーもブックストアも姿を消したと。
インターネットでは、紙の質感は分からない。コンピュータでは、色の再現にはほど遠い。
難しいね!
逆光に浮かび上がる影から、その存在が聴こえる。
チャールズ・レニー・マッキントッシュがデザインしたグラスゴーの芸術学校にも小さな鐘が吊られていた。
そのことが、フラッシュバックして、日本のデザインを愛したマッキントッシュのように、いつかは日本の美しさを自分のデザインにも取り込みたいと思う今日この頃。
今朝の夢は、ちょうど良いスケッチブックを探す夢でした。スケッチブックかと思って開けど、開けど、アルバムだったり、切り絵セットだったりした。
先日、アメリカ人の友達に素敵なスケッチブックをお土産に欲しいとねだったら、Amazonの台頭でほとんどのステーショナリーもブックストアも姿を消したと。
インターネットでは、紙の質感は分からない。コンピュータでは、色の再現にはほど遠い。
難しいね!
ブログ:通訳は難しい
最近、アメリカ人の知人に頼まれて会議通訳をしてまわることがありますが、文章の翻訳と違って辞書を引く暇もなく、聞き返す余裕もない通訳は大変だなぁと思うし、できればやりたくないなぁと思います。同時通訳の人、本当に尊敬です。
何が難しいかというと、気心知れたアメリカ人の訳は楽なんだけど、肝心の日本人が何を言っているのかサッパリ分からないというパラドックスです。サッパリ分からないのではしょると、日本人からキチンと訳せーとお叱りを受ける始末。しかも、注意散漫なので、他人の話に集中できない。
特に日本人の口語があまり分からないというのが、私が最近ナーバスになる原因。
しかも、シャイな人になると机一個挟むだけで声が聞こえない!
子供の頃、喋るのが下手でした。そのため、ママンに、他人に話をするときは、相手に聞こえるようにハッキリ喋る、あんたの日本語は主語がない!主語はどこや!それをいつどうするんや!何の話してるのかテーマをハッキリ決めないと相手に伝わらないヤロー
と育てられたのですが、いま、まったく同じ苦しみを逆に感じています。
主語もなく、名詞とわずかな動詞を組み合わせ、代名詞を乱用されると、どうやって英語に組み立てればいいのか分からないんだよね。
例え文章として成り立っていたとしても、内容が曖昧過ぎて意味と意図が分からないのよ。
例えば、
「これから経済はどうなりますか?」
っていう有りがちな質問でも、どこの国の経済なのか、何を知るために経済なのか、が分からないと外国人も応えにくいんだよね。
後は、
ちゃんとしてね
もけっこう訳するにはツラい。
何をちゃんとするのか、何をもってちゃんとしたことになるのか、何をして欲しいのか説明できない。
知り合いのオジサンに文章翻訳よりも会話通訳のが楽でいいって言う人がいたけれど、その楽さがまったく理解できないと思う今日この頃。
翻訳といえば、やったことないけど新聞記事の見出しと幼児向け絵本は格別に難しいなぁ。あれは海外在住経験が長くないと、翻訳は難しいだろなぁ。
いい英語の先生が欲しいなぁ。
2011年11月3日木曜日
物語『老子』:中国人と読む老子
中公クラシックスの老子を中国人に読んで貰いました。
彼曰く、とんでもない誤訳を発見してしまったと。
以為文不足、故令有所属、見素抱朴、少私寡欲
の訳が書籍では、
生活が単純過ぎて装飾が足りないと思うなら、付属品を持つが良い。しら絹を着て朴を手に持てば、利己心が小さくなり、欲も乏しくなると。
が、中国人曰わく、
文に書いても足りず、所属する民に令を与えよ、ありのままを見て素朴なものを持つようにしなさいと、そうすれば、利己心が小さくなり、欲も乏しくなると。
という訳だというのです。
確かにこっちの訳のほうがメイクセンスするよね。
翻訳は難しい。
時代背景や情報を発する人を知らなければ、正確に訳せない。私もいつかは老子を訳せますように!アハ(・∀・)
ブログ:CHANELの財布
新しいお財布嬉しいな!
一年間で四回財布を買い換えて、行き着いたのがCHANELのチェーンウォレットになりました。
決め手の条件は、財布に手持ちの紐が付いていること。肩から下げられること。パスポートと携帯二台が入ることです。お金は派手に使わないからそんなに入らなくて構わない。
飛行機に乗るときとか、ちょっと買い物行くときにデカいカバンを持つのがイヤで、レスポートサックのミニポーチを財布替わりに使っていたけれど、遂に買い替えました。
五万円の財布を何度も買い替えるのがバカバカしいか、数個分の値段のヒモがついただけの財布はもっとバカバカしいか悩んでいるうちに殆ど売り切れてしまい、わざわざ取り寄せる羽目になってしまいました。
首から下げっぱなしにしているので、これで財布をなくす心配はなくなりました。
え、家の鍵ですか?なくすから持ってないです。フロントのお姉さんにいつも開けてもらってます。
鍵は一個六千円。たぶん、年間十個はなくすので、お金のムダになりますから。
2011年11月2日水曜日
三十路ビューティー道:ヒソヒソ会議
村田製作所のヒソヒソ会議広告の模型です。
この小人は、肌の色が白、黒、黄色になっていて、ムラタのグローバル精神を感じました。
展示されている技術見本も、すごくキレイで、しかも、見本展示を見ているだけで、博物館にいるような気分になれるくらい楽しい!!
通訳で同行したんだけれど、村田製作所のエグゼクティブは英語ペラペラで、お役に立てませんでした。
色んな企業をアテンドしてまわったけど、儲かっている企業とダメになりゆく企業の違いが感じられました。
売上数百億円くらいなら、国内の需要を吸収できるだろうけど、数千億円になると、海外需要もとりこまざるを得ない。そうなると、上の人間が英語を積極的に話せないと渡り合えないのだね。
しかも、上の人だけじゃなくて、全員英語喋れる人だった!村田製作所の力を感じました。
最近、英語は無用の長物だという風潮にありますが、そんなこと無いです。仕事で、英語を喋れる人を探すのに、けっこう苦労します。
あ、通訳をたまたまやったけど、日本語から英語はできないです。すぐにボーっとしてしまうので、相手がなんて言ったのか、脳みそに残らないんだよね。後、技術の話って、日本語で聞いても分からないので、英語にできないのです。
だから、今日はハリのムシロに座らずに済んでラッキー!!
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ブログ:矛盾に見えて
おはようございます。
昨日は、豚さんと遊んでました。
そして、古典もちょっと読んで、思ったこと。
がむしゃらに走り続けてきた二十代と違って、がむしゃら一筋で物事が進むのはある程度のレベルでまでしか無いと身体で理解しました。
がむしゃらにやってダメで初めて、策を練る。でも、がむしゃらに走り続けてみなければ、現場が分からないので現実的な策を練るには至れないね。
努力する。
働きながら、トレードしながら、大学に行ってたけど、努力で自分を変えたいと思っていた。変わった部分もあるだろうし、変わらなかった部分もある。
外側、環境の力ではなく、内側から自分を変えたいと思っていたけど、外側だけでも内側だけでも、自分は変わらない。
変わって行くこと、良くなっていくのだと信じていたけど、自分の内側の歪みや、外側の人々の歪みが自分に悪い影響を与えることもある。
結果が大事だと思っていたけれど、結果のスコア表で分かることは殆どない。野球の試合を観る意味が全く分からなかったし、結果のスコアを最後の一秒見れば済むことだと思っていた。
野球の試合の意味がスコアに集約されないように、自分の人生の意味も何か外から点数付けて理解できるものに集約できるものでもない。
人生はいつでも矛盾の連続のような錯覚を起こす。努力をしなければ、努力では動かない部分が見えない。そとが見えなければ、突破できない壁がある。努力に非ず、でも努力が非ざれば見えてこない。
結果でないと言うのは簡単だ。
でも、そう言えるのは、結果を求めて、ある程度の結果が見えなければ分からないことだ。
表面は矛盾の連続で、常に相対するものがどちらも正しく見えるから、どっちが正しい生き方なんだろうと迷う時があるね。
でも、そうやって、振り子のように、揺れている時間にすら意味があるのかなぁ。
2011年11月1日火曜日
物語『老子』:たまには、結果軽視
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翻訳が一段落して、最近お休みしていた読書を再開です。
先日、岩波文庫の老子を読んだのに対して、こんかいは中公クラシックスの老子です。
手軽に名著を楽しみたいけど、図解ものとか解説本では物足りない時は中公クラシックス。もっと、古臭い雰囲気を味わいたいときは、岩波文庫を読みます。今回は、同じ本で訳者が違うものを読む楽しみを思いつきました。
今は、英語しか翻訳できないけど、将来的には中国古典まで訳本が出せたら楽しいだろうなぁ*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*という野望はちょびっとあります。
訳で大事なのは、語学力よりも背景知識です。なので、古典はまだまだ勉強するお楽しみがあります。
しかも、老子は中国でもいろんな人が現代語訳をし、さらに日本人も訳しているので、かなり解釈に幅があります。解釈に幅が出るのは、言語って好い加減なもので、トピックを絞りこんで質問して曖昧さを省いて初めて理解できるのであって、なんのテーマで話しているのかすら指定されていない話で、古典中国語みたいに文法的解釈に幅があるものは、だいぶん掴み取りにくくなります。というのはおいておいて。
老子の第一章に、
常に欲無きもの、以ってその妙を観、
常に欲有るもの、以ってその徼を観る。
とありました。
意味は、
欲が無ければ、隠された本質が見えて、
欲が有れば、結果しか見えない
とこの訳にありました。
なんだか、自分に思い当たるところあり、と思うんだよね。
何かを目指せば、結果の成功不成功しか見えなくて挫折するだろうし、自分のやっていることを楽しめば、結果からは得られないものが見られます。
今日は、翻訳の仕事が楽しくて、ギャラがどうとかよりも完成度をどこまで高められるかという楽しみを追求したら良いものができました。
売れるものが書きたいと欲を出すと、文章は死ぬ。物書きやりたい身としては、すごいジレンマだね、これは。
資本主義もそうだね、裕福になりたいとお金しか見えなければ、本当の豊かさとか人生の楽しみとか見えなくなっちゃう。
しょっちゅう、自分を見失う身としては、身につまされる思いです。
皆さんも、たまには結果軽視しましょう(笑
ブログ:ご褒美花束
翻訳の仕事が終わりました。
久しぶりの金融翻訳でした。
金融機関の経験があって、
トレードのことも分かる人というリクエストが、
ご縁になった翻訳でしたが、
我ながら自分の翻訳した日本語の美しさに惚れ惚れ。
監訳しながら、
「うつくし~、うつくし~、私の日本語~~」
と興奮してたら、アシスタントに笑われました。
最後に「てにをは」直したり、
句読点の位置を工夫したり、
言い回しを直訳から、響きの美しい言葉を選んだり、
そういう瞬間が一番幸せなんだよね。
ケーキを焼くのは骨が折れるけれど、
最後のデコレーションするときは楽しいな!
って感じ。
しかも、最近は精密機器系の通訳を頼まれて
日本語で聞いても分からない話を英語で聞き、
精密機器用語を翻訳したときの
みっともない日本語ときたら、
自信を失います。
でも、精密機器系の翻訳をしたおかげで、
システム系が少し混じった今回の訳はキレイにできたのだなと思います。
そのご褒美に、
今日はピンクのガーベラとカーネーションを買ったんだよ。
おやすみなさい。
追記
さっき、阪大に留学していた依頼主から連絡があり、
「噂どおりのプロフェッショナルな仕上がり!」
とお褒め頂きました(^^)
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