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2016年1月8日金曜日

三十路ビューティー道:十年前と同じ

【十年前のこと】

最近、三菱東京UFJ銀行やシャープ、エルピーダの件で、私がぶっ飛んでると思っている読者もいるので、どうしてこうなったのかちょっと十年前の話をしましょう。

私が今の会社を立ち上げるきっかけになったのは5年ほど前に起こった原発事故だった。

あの時に、原発内部を監視出来たり、原発内で遠隔操作できるロボットがあればと思ったのがきっかけ。その時に、昔、米軍で音速機の遠隔操縦システムを設計していたマイケル(仮名)を思い出した。

十五年ほど前のこと、マイケルは、ドットコムバブル時代に台湾で華々しく株式を公開した公開企業の社長だった。
学生時代に特許を取得して日本企業にライセンスした経歴から、彼は天才と呼ばれていた。

そんな彼の運命を変えてしまった仕事があった。

それがジョイントストライクファイター、統合打撃型戦闘機計画だった。

そのプロジェクトの発注先は、もともと想定されていた大企業があったのだが入札を開かないとコンプライアンス上問題があるので、あるけどマイケルにも提案を出さないかとお声が掛かった。

マイケルはそれが出来レースで自分は当て馬だと知らずに喜んで一生懸命に提案を作った。

そうしたら、あまりの提案レベルの差に、マイケルの提案が通ってしまったのだ。

そこからが不幸の始まりだった。

マイケルのソースコードは盗まれ、それがウクライナのウェブサイトで公開され、発注した物は納品されず、外注先には仕様書を持ち逃げされ、いちゃもんで訴訟されるという悪夢の日々が続いた。

冤罪で投獄された日には、ありとあらゆるメディアがマイケルのことについて話したが、現立法院長の王金平が暗殺されそうになったマイケルを獄中から救って、マイケルはアメリカへ亡命したという、ザッと話せばそんな感じのことが十年前に起こったのだ。

公開企業の会社の社長でも、白昼堂々と抹殺されるのが台湾だ。
抹殺に来るのが青幇だ。

ようは、ジョイントストライクファイターの要素技術は台中スパイによって既に流出していて、犯人は馬英九が所属する台湾秘密結社青幇(ちんぱん)という一味だという話なのだ。

それと、ほぼ同じ手口の事が、今まさに自分に起こっている。

いや、自分だけじゃない。

エルピーダ、シャープ、東芝、パナソニック、ルネサス等の各社で起こっている。
日本の大企業を潰して、社会を荒廃させて国力を削ぐ戦略だ。

ゴールは自動車メーカーだ。

青幇は、中国共産党の国安と組んで日本国内での諜報活動に当たっている。

そして、中国共産党幹部は経済音痴では無い。
金融と法律のプロフェッショナルだ。

それに比べて、日本の政治家やジャーナリストは・・・。

と、私はよく思うのだ。

日本のマスメディアは与えられた情報をそのまま原稿に起こすだけで、そこに何ら分析や考察が入っていない。

専門家の言うことをうのみにするので、質問した専門家のレベルが低かったらもうおしまいだ。

金融のプロの意見は、証券会社のアドバタイズメント(広告)でないという保証はないし。

法律の専門家の意見は、教科書しか知らない優等生か工作員の単なる意見で裁判官が下した判決では無い。

昨年末、マイケルを嵌めた馬英九の腰巾着が身近な人のところに現れた。

その人物は、そのまま台湾三三会理事に報告をした。

そのメンバーの一員が鴻海社長テリーゴウであり、台湾銀行の李紀珠だ。

十年前、マイケルを嵌めた青幇のプレイヤー達は未だに現役で活躍している。

未だに狙われているからこそ、マイケルは表に出てこないのだが、そうしたら自分が標的になったと、ただそれだけの話なのだ。

私が今の会社を止めることが、自分の為だし、青幇たちも喜ぶことなのだとは理解している。

でも、マイケルの技術を使えば、危険地帯で労働する必要も無くなるし、被災地の復興も遠隔操作で進むし、寺社仏閣の遠隔監視ももっともっと楽になるのだ。

製品化まで、もう少しなのだ。

だから、私は諦めたくない。

正確にいうと、諦めが付かない。

シャープを嵌めようとしている一団と、マイケルと私を嵌めようとしている一団は同じ。

台湾青幇と中国共産党だ。

仮に、この国が法の整備を行ない、甘い脇を締めれば、ここは日本なのだからどうってないはずの事なのだ。

だからこそ、自分は諦めがつかない。

だって、ゴールはもうそこまで見えているのだから。

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