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2013年6月26日水曜日

マネーのうさぎ:中国の銀行がヤバイよ

中国の銀行が流動性危機みたいですね。

温家宝が中国国内の上場企業の社長に好きなように自社の株券刷ってもいいよと黙認してから、中国の上場企業は株券を刷っては銀行でキャッシュ化していましたが習近平(しゅうきんへい)政権に変わってから様子が変わりました。

習は汚職が大嫌いで、今年の春に高級時計百個持っていた共産党員を有無を言わさず処刑、みんなを震え上がらせた訳です。

そして、今回の中国金融引き締めの事件は総理の李克强から始まりました。

李は銀行に対して、時価評価でバランスシートを提出するように求めました。

提出された銀行の財務諸表にはじゃぶじゃぶに刷られた株券が資産の半分以上計上されていたそうで李は銀行社長に聞いたそうです。

李「株ってなんだ?」

銀行「上場企業の株券です」

李「株券って、紙切れのことだよな?」

銀行「そうですね」

李「この紙切れを市場の時価で再評価してこい」

銀行「ははーっ!!(なんだ、そんな簡単なことか」

と銀行は前日終値で株券を再評価して李に財務諸表を再提出した。

李「おい、なんだこれ?」

銀行「は、再評価した株価ですが…」

李「おい、誰が株価を市場価格で評価しろって言った?俺はこの株券の紙切れの時価で再評価しろって言ったんだよ」

銀行「どぇーーー!!!((((;゚Д゚)))))))」

さすが筋金入りの男、李克强総理は銀行じゃぶじゃぶを引き締める為に銀行のバランスシートに載る株価を紙、いわゆるコピー用紙の値段で再評価するように求めました。

銀行「そんな、無茶な。株券は市場で売れば換金できるんですから、本当の紙切れではなくて資産ですよ」

李「ほう、これが資産で売れば換金できるんなら、売ってキャッシュにしてすぐに中央銀行に金返すんだな」

銀行「ええー( ゚д゚)株なんか売ったら株価崩れまっせ~」

李「売れば価格が下がるなら、なんでそんなもんとキャッシュを上場企業と交換したんだ?中央銀行がお前らに貸した金をさっさと返さなければ上場企業社長への贈賄でお前ら全員死罪だな」

銀行「し、し、し、し、死!?∑(゚Д゚)」

さすがの銀行も死罪と言われれば、中央銀行から借りたお金を株価暴落覚悟で売り切らなければなりません。

それが、いま中国株が暴落している引き金となったストーリーだそうです。さっき、中国共産党員から聞いたよ。

やっぱり筋金入りの男、江沢民が指名しただけあるな。

集金兵(しゅうきんへい)


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