映画:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

往年の少女漫画か、最近ご無沙汰のアラフォー向けのライトノベルのような設定。

普通のその辺のさえない女に美形で若いIT企業の社長が寄ってくるんだけど、セックスもうまくてほどよく変態でという話。

最初の３０分のつまらなさに地団太を踏み、５５分経ったところで時計をチラチラ見たけど時間が過ぎない。

なんだこのつまらんアダルトビデオは。
これなら、DMMとかのがまだマシなのではないだろうか。

バックグラウンドミュージックは、六本木とかシンガポールにあるセレブが行きそうな二軒目のバーでかかってそうな曲だった。

７０分目にヒロインが美形男子に尻を叩かれて喜び始めたところで映画館を後にした。

ヒロインはジェーンバーキンでも気取っているような髪型にメイクだったけど、ただのダサい人にしか見えませんでした。

あのスタイルは選ばれた人にしか演出できないロリータエロスなのねということを再確認しただけだった。

観客の殆どはカップル。

最後まで見ずに飛び出した私。

まあ、いいよね。
カップルで見てたら、このツマンナイ映画も見終わった後に別の楽しみかたがあるかもしれませんから。。。

美形の金持ちと知り合って、普通の女の子の私もドレス着せてもらって、王子様みたいに守ってくれて、ついでに車も貰っちゃって、どうしちゃったのかしら、この私？

ついでにお尻も叩かれちゃって嬉しー☆

みたいな映画でした。

いやいや、２７歳で大成功したIT企業の社長って、だいたい株価操作です。愛人相手の秘密保持契約書数百枚積まれてますよ。１５人ではすみません。。。ていうか、秘密保持契約とか交わしたら、「僕は君とセックスしました」という証拠を自分で残しているようなもんでしょうよ。

そんな完璧なシチュエーションは、私の人生には訪れないとは思います。

金の無駄だと思いましたが、ラノベの実写版が欲しい人は是非どうぞ。

アメリカで大成功のような触れ込みでしたが、アメリカでのレーティングも最低でした