深田萌絵オフィシャルブログ(http://www.fukadamoe.info/)が高負荷で閲覧できない場合に使用するバックアップ用ブログです。表面からは分からない市場の裏事情を、深田が赤裸々に描いていきます。
現在の深田萌絵オフィシャルブログはFC2に移動しています。
2011年8月16日火曜日
三十路ビューティー道:曹操の漢詩
昨日の三国志、曹操の短歌行続きです。
日本語に直すのに肩が懲りました。
↓
対酒当歌 酒に対して当に歌え、人生幾何 人生は幾何、 (幾何=幾許 いくばく)
譬如朝露 譬えば朝露の如く去日苦多 去りし日は苦だ多く (苦だ=はなはだ)
慨当以慷 慨して当に以って慷す (慨慷こうがい=憤慨ふんがい) 幽思難忘 幽思忘れ難く
何以解憂 何を以って憂いを解く 唯有杜康 唯、杜康有り (杜康=お酒の神様)
青青子衿 青々たる子の衿 悠悠我心 悠々たる我が心
但為君故 但し君が為ゆえ 沈吟至今 沈吟今に至る
呦呦鹿鳴 呦呦と鹿は鳴く 食野之苹 野の蓬を食す。 (蓬=よもぎ)
我有嘉賓 我が嘉賓有らば (嘉賓=かひん 珍しい客) 鼓瑟吹笙 瑟を鼓し、笙を吹かん (琴瑟=きんしつ お琴、笙=笛を束ねたみたいな楽器)
明明如月 明明たる月の如く 何時可採 何時れか採るをも可
憂従中來 憂いは中従り来たりて 不可断絶 断絶できず
越陌度阡 百を超え、千を度り 枉用相存 枉げて用いて相存す
契闊談讌 契闊、談讌し (契闊=久闊 久々に語り合う、談讌=誼を暖める)心念旧恩 心で旧恩を念ず
月明星稀 月明るく、星も稀れ 烏鵲南飛 烏鵲南へ飛ぶ (烏鵲=うじゃく、カササギ)
繞樹三匝 樹を巡ること三そう 何枝可依 何れの枝に依らんか
山不厭高 山、高きを厭わず 海不厭深 海、深きを厭わぬ
周公吐哺 周公、哺を吐きて 天下帰心 天下の心に帰す
周公哺を吐きて周公は魯の開祖で、優秀な人材を得るために、食事のときに、口の中にあるもの(哺)を吐いて、話をしたという逸話から来ています。
この詩をレッドクリフで見てください、聞いてください。
感動しますから!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿