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2014年12月20日土曜日

恋のお話:ラーメン屋で語る経営と恋のお話

昨日はラーメン屋で知り合った女社長とイケメン整体師先生と忘年会していました。


ラーメン食べているときにばったり知り合った女社長なんだけど、シャキッとしていてカッコいいし、オシャレなのでしゃべっているうちに仲良くなりました。

彼女は、田舎から出てきてしばらく銀座で働いていたんだけど、物足りなくなって500万円貯金して起業。パートナーの裏切りで二回倒産するんだけど、3000万円の借金を返すために三度目の起業を経て成功を収めた女性です。

「萌絵ちゃん。私はずーっと年下のイケメンの恋人がいたんだけど、60歳の誕生日に『あ、還暦で私赤ちゃんに戻ったんだ』って思ったら、男にうつつを抜かしている場合じゃないと思って、彼に電話して『私、貴方との関係をやめようと思うの』って言って電話切ってそれっきりよ。それ以来恋人は卒業したの」

と彼女は言った。

女性の60歳と男性の60歳って、きっと感じることが違うんだろうなって思う。

男性の60歳は仕事がそれまで忙しくって、「さ、やるだけやったし、これからはのんびりしようかな」と思うのかもしれない。

女性は、「60歳になって、暦が一巡したのに、私、子育てと旦那のお守ばっかりで、やりたいことは何にもできてないわ」って思うのかもしれない。

それが熟年離婚につながるんだろうか。

熟年離婚は女性から言い出すほうが多いような気がする。

うちの母もそうだったけど、夫と子供の為に一生懸命に生きてきたのに見返りが無かったことを知った瞬間に、産まれてきた理由を求めてしまうのかもしれない。

でも、やりたいことはやりきるべきだと思う。

母は、ずっとやりたいことがあったのに・・・と愚痴をこぼしていたけれど、最近は清々しい顔をして生きているよ。

両親が離婚してから数年は辛い生活をした。

でも、生活は苦しかったんだけれど、生まれて初めて手にした自由に心のどこかで胸を躍らせたのも事実だ。

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