http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASFK2901O_Z20C14A1000000/
昨日は仕事で半導体技術微細化の限界について教えてもらいました。
22nmが今のところ最小回路ですが、限界の理由が微細化することにより量子学の世界に突入することが原因らしいです。
1nmがアトム一個程度の大きさで、アトムの動きは統計上の動きしか分かりません。アトムが九割想定通りに動くことを前提に設計された回路で、例えば10nmの回路ならアトムが十個しかないので全てのアトムが突然消えてしまうケースも発生するので、チップのエラー率が高まってしまうという話でした。確かに確率理論の世界に入ると自分の家のドアを一億回開けても、自分の部屋に入れるかどうかも確率の問題になるので、10nmという母数小さい世界では、ちょっと心もとないですね。
因みにニュースで三次元構造のチップデザインが持て囃されてますが、弊社では10年前から三次元構造です。
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