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2015年11月26日木曜日
事件サマリー:【場外戦】2昨日の裁判官の質問
ストレスで顔のパーツがおかしくなったので、エステで調整中。
昨日、証人尋問で裁判官から質問がありました。
「創立の経緯を教えてください」
でした。私の答えは、
「2011年3月11日に原発事故があり、発電所内のカメラのチップが放射線で壊れて動かなくなりました。それを解決する為に、以前から知っていたマイケル(仮名)の技術を使えば、耐放射線チップで遠隔で発電所内を監視できるカメラを作ることができると思ったからです」(ホントはもっとシドロモドロだったと思う´д` ;けど、言いたい事はこんなこと)
なんで。こんな変な会社始めちゃったのかな。それはみんなが思う疑問だよね。
2011年、バークレイズを辞めて2年ほど、FXやったりしてた。バークレイズの時は投資銀行部門だったので、辞めてから1年間は疑われない為に株からわざと離れてた。
でも、原発事故が多くの人の運命を変えたし、私の運命も変えたのだと思う。
原発内部の様子が分からないということが、最大の課題だと思ったよ。
その時、ふっと脳裏に浮上したのが、変なチップの開発者。彼が米軍向けに耐放射線チップを設計していたこと、動画をリアルタイムで無線伝送する技術を持っていることを思い出した。
そうだ、リアルタイムに原発内部と津波を監視するシステムがあれば、最悪の事態は避けられるかもしれない、そう思った。
それで、マイケルに連絡した。知り合ってから、半年ほど経ってのことだ。
最初、マイケルに一緒に会社やろうと誘って断られた。当時は国内中堅商社とマイケルはジョイントベンチャーを経営してたからだ。
でも、粘った。給料無しで仕事した。中堅商社の人より多くの資料を翻訳し、英語苦手だが通訳もした。
数ヶ月して、マイケルはようやく私と会社を一緒に始めることにした。
原発事故や地震被害で、自分に何ができるだろう?そう思った人はたくさんいるし、いたと思う。
自分に何ができるんだろう?
そう思ったところから始めたのがこの会社。だったかな。
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