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2013年1月14日月曜日

FXの話:FXトレード会社設立運営のノウハウ

FXトレード会社設立運営のノウハウ (現代の錬金術師シリーズ)/パンローリング
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思うところがあって、この本を買いました。
税理士さんを変えようかなと思って、新しい税理士事務所に行ったら置いてあったのでかしてほしいと頼んだんだけど断られましたw
税理士さんや会計士さんはなかなか難しいんだよね。いまの税理士さんは親切ですごくいいんですが、打ち込みサービスは無いので切り替えないといけなくなりました。
士業っていうと、皆さん資格を取るだけでお金もらえて楽勝だと思っているかもしれませんが、実はそうでもないです。顧客ニーズは多様です。経験値と仕事の細やかさはひと目で分かるし、キャッチできるボールの範囲もだいたい会話で分かります。
これまで、弁護士も税理士会計士も何度も変えたり、シチュエーションで使い分けたりしています。
国際取引がからむとレートをどの基準にするかとか、移転価格をどうとるか、MAの経験あるか、株価いくらにするとか、あっちの会計事務所と英語でやりとりできるかとか、さらにFXや株の税金分かるか、確定申告まで面倒見てくれるかとか。。。
こういう話をすると、安価なローカルの税理士は普通に決算書作ってくれて、確定申告までやってくれますが、FX関連は知らないことのほうが多いですので、勉強してもらわないといけません。
逆に大手は小回り利かないので、MAとか国際取引では使いますが、領収書一枚間違っていてもすぐに対応してくれなかったりします。(私は普段帳簿を見ていなくても試算表の間違いを数秒で見つけるので嫌がられてます)
税理士によって、仕事の内容が全然違うので気をつけましょう。そこは、個人の性格が大きく出ます。試算表が正しいか、決算を締める前にドラフトをきちんと出してくるか、色んな出納帳を出してくるか、試算表ごとに数値の意味を一瞬で説明できるかどうか、というのは最低条件だと思います。減価償却の方法も一言くらいは相談すべきですね。

あと、弁護士さんも人によって得意分野が違います。企業法務専門の方もいますし、特許に強い方もいますし、離婚訴訟に強い弁護士さんもいれば、喧嘩は嫌いな弁護士さんもいます。
企業として弁護士を雇う場合は、その弁護士さんがコンペティターと契約していないかどうかも確認をしないといけません。
というわけで、士業といえど、得意分野が違うのでしっかりと話し合ってニーズがあっているか確認しましょう。お値段はピンキリですので、あいみつも必要です。
かならずセカンドオピニオンを取りましょう。かならず見積もりを取りましょう。
最高のサービスに最高報酬を払うのか、最低限のサービスに最低報酬で済ませるのか、それともバランス良く仕上げたいのか、そこは自分の判断です。
閑話休題
「FXトレード会社設立運営のノウハウ」の感想ですが、会社経営者ならば殆どしっている知識をベースにしてありますが、合同会社という可能性を知るきっかけになって良かったかなと思います。
「会社作っても、儲かってないから意味ないよ~」
と思っている人もいるかもしれませんが、法人にしたら欠損金を7年も使えちゃうんですからお見逃しなく!

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