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2015年10月11日日曜日

台湾秘密結社青幇と中国人民解放軍:中国の日本人スパイ事件 愛知県の人

中国で日本人スパイが逮捕されて、そのうち一人が愛知県の人らしいです。
公安からお金を貰っていたとのことですが、

その人の会社は、本社がデラウェア州、支店が上海と名古屋らしいです。
ん?
この金融スキーム、どこかで聞いたことが…
あ!
弊社が被害に遭ってる中国人の会社も本店デラウェア、日本支店と中国支店があります。
何故、デラウェアに本店がある必要があるのでしょうか?単なる租税回避でしょうか?
中国での活動費を日本から送る為でしょうか?
たぶん違うでしょう。
外貨を必要としてる中国なので、日本から中国にお金を持ち込むのはハードル高くありません。そうだとすると、公安警察はわざわざデラウェアに会社を作って、愛知県の人にお金を送金する必要も無いと思います。
だいたい公安警察が情報提供者にお金を渡す時はキャッシュでしょう。
逆に中国から海外に送金するのは50,000ドルを超えたら税務局の許可が必要です。
税務局と言いつつも海外送金は安全部がチェックしてます。なので、共産党の気分を損ねると簡単には中国からお金を送金できなくなります。簡単に中国から多額のお金を送金するには、税務局と仲良くするか安全部と繋がりがあるか二つに一つ。
何故、デラウェアを経由するか。
デラウェアを通せば、資金の流れが見えなくなります。例えば、日本に海外からお金を送るとどこの誰かが分かりますが、デラウェアの会社を通せばベールを一枚被るので本当の送金元は見えません。
そこで疑問なのが、経済犯罪にとことん弱い日本の警察、外事警察にそんなオシャレな金融スキームが設計できるか?というところです。
そして、私が戦っている中国人もデラウェアの会社を必ず通しますが、彼の父親は解放軍でミサイル開発をしているのだそうです。
まぁ、スパイもお仕事のうちなんでしょうが、公安警察の報酬が本当に月20万円だとしたら、そんな安い値段の為に命の危険を冒してまで公安の為に中国でスパイやるでしょうか。
私なら断りますね。中国の刑事裁判では被告に弁護士を呼ぶ権利も無いし、死刑宣告されたらだいたい三日で執行されます。そんな国で、そんなリスク取りますか。
公安警察のショボい報酬とは裏腹に愛知県の人は羽振りもよく、しょっちゅう外車を乗り換えていたそうです。
靡いた人間に惜しみなくお金を与える。これは日本人には無い発想で、中国では当然のようにあるリワードです。
文春でも彼はダブルスパイでは?と言われてますが、ダブルスパイにしろ、もらってるお金の量から比較すると顔は日本に向いてないでしょう。
そして、続く。

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