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2011年3月28日月曜日

マネーのうさぎ:共通語政策、一人っ子政策

誰かが、「中国語を学ぶのは無駄だ。共通語という幻想がそこにあるだけ」と言った言葉が頭をよぎります。少なくとも、方言は100種類以上あると思ったほうがいいです。



桂林に「あれ~中国語が思い出せないな~おかしいな」と思っていましたが、こちらの中国語は声調から文法まで完璧に違うということに気がつきました。しかも、共通語政策を取っている割には、共通語を話す人が少ない。。。


ただ、桂林の言葉は多少共通語に似ている部分があるので、諦めがつきません。広東語くらい違えば、あきらめはつくのですが。。。


中国共通語政策の良いところは、テレビがある地方の人たちなら、こちらが言ってることはだいたい通じます。片手落ちだと思うのは、訛っている先生が国語の先生なので彼らが話す言葉がこちらは理解できないということです。


中国は筆談ができるから大丈夫と言っても、字がわからない人もリアルに存在します。経済発展している地域はいいのですが、国が広すぎてまだら模様にしか発展しないのがミソですね。昨日もテレビを見ていましたが、西中国の子供達の30%が栄養失調だという風に報道されていました。チベットの南とか雲南省あたりだと思います。


中国は発展して、桂林みたいな田舎でもマンションは3LDKで500万円から1000万円くらいの価格になりました。10年前のシンセンくらいの価格ですね。ただし、そこまで発展しても道路はアスファルトじゃなかったり、信号も無いので道を横断するときは駆け抜ける車の間を縫うようにして渡り、貧しい地方から来た人はは窓も無く、電気も無く、トイレもない家に住んでいます。こういう実態を見ると、日本はまだ平等かな。


日本は景気が悪いと言っても、勉強する機会はあるし、努力しようと思えばいくらでも努力できる状態です。大人になるころには、字も読める、ネットも使える、自分で勉強しようと思えばいくらでも勉強できるのだから、まだまだあきらめてはいけないなと思います。



私たちは情報にアクセスして、学ぶ力があります。それは、お金がかかりません。



ところで、うちの義理のお姉さんのお姉さんは子供が3人います。「一人っ子政策なのに、そんなに子供生んでもいいの?」と聞いたら、「二人目生んだときに、罰金を払って、子供を産んだためにお姉さんの旦那さんは会社をクビになりました」と応えました。


えー!子供産んだらクビなの!?



けっこうショッキングだね。


私は子供いっぱい産みたいな。そして、乳母を雇うつもりです。と、人に話したら、


「萌絵ちゃんは、とりあえず自分にナニー(乳母)が必要なんじゃない?」


と皮肉を言われました。

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