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2013年4月5日金曜日
三十路ビューティー道:自由と平等はトレードオフ
自由と平等はトレードオフだよ
と若い子に言うと、自由と平等な社会を夢見る年頃なのでショックを受けるようです。
自由であるということは、結果の平等は成り立ちません。
ところがです。
不自由で不平等という二つの条件は同時に成り立つという事実もあるわけで、何故だか逆もまたしかりとはいかない一方通行な関係なわけです。
ゲームにはルールがあるように、社会には制約条件があります。私が望む自由なんてしれたもので、制約条件下において最大一歩手前くらいで満足できます。
ところが、平等という概念はなかなか難しくて、何をもって平等とするかというところから考えないといけません。
スタートの平等はどこの家に産まれるかという運に左右されるゲームです。家族を愛していますが、平均的な日本の家庭よりは若干不利な家庭に産まれたと思います。
ここで、得られるのが努力する自由なわけですが、努力すると多少の結果が得られるのですが、それが結果の不平等に繋がるのです。
最近は、私たちもなんとなくそのことに気がつき始めたのか、公平とか平等という単語すら耳にしなくなってきましたね。
加えて、
誰が何やってもいいという自由な世界で何が起こっているかというと、大量虐殺とか、略奪とか、とんでもないことが起こっているのを見ると、不自由で不平等という社会もその度合いによってはメリットがあるのだなぁと思う今日この頃。
歳を取ったのでしょうか。
それとも、自由か平等かなんて、そんなものはイデオロギーの戦いがあった時代のプロパガンダくらいでしか無かったとか。
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