たまにはトレードの話。
リスクヘッジの為にポジションを増やす方式については賛否両論がありますが、私は反対派です。
ポジション管理が複雑になるからです。
例えに置き換えましょう。
結婚を焦っている30歳の女性が本命のカレシが煮え切らないので、結婚を望んでいる男とヘッジで付き合うことに決めるとしましょう。
これで、一見、結婚できないリスクはヘッジできたように見えます。
ところが、煮え切らないカレシが突然転勤をきっかけに結婚しようという話になり、ヘッジの男性ポジションを落とそうとするとします。
ここで大概縺れるわけです。
ポジションが複雑になると、一方で利益が出るとヘッジのポジションはやられるわけです。
買いなら売り、売りなら買いという逆のポジションを取ることに起因します。
じゃあ、アビトラージはどうなの?
ということになるでしょうが、アビトラージはうまく行けばどちらも利益率、逆に行けばどちらのポジションも赤字になるという恐ろしい戦略です。
シンプルイズザベスト
生兵法は怪我の素です。
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